河合正光 平田尚加 「白磁の器×写真画」二人展 レポート

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

私生活でも良きパートナー同士であるお二人の河合さんと平田さん。そんなお二人に色々とインタビューをさせて頂きました。

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

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Q. お二人が出会われたきっかけを教えてください。
A. 
平田さん
二人に共通の知り合いの夫婦がいて、はじめは陶芸家の河合さんって感じで。。。
そのうち、DMの写真をたのまれて、展覧会に見に来てということで。
また、陶器が好きだったので、教えてという事で友達と河合さんのところに行った。
Q. その時のお互いの作品の印象は?
A. 
平田さん
シンプルな作品ばかりつくってるなと。
河合さん
はじめにに見たのは、壁のような人体を撮ったやつで、男性的な作品であくが強いなと。自分とは正反対の性格だなと。
平田さん
性格も逆。私がバタバタで、彼は静か。でも、ケンカをしたりはしない。
河合さん
違いすぎてあきらめてるのかな? 半分あきらめてる。(笑)

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

Q. 創作の上でやはり自然からの影響というものがあるのではないかと思われますが、お二人の自然に対してのあり方や考え方について教えてください。
A. 
河合さん
自然って品物をつくるときに、静かに品物をつくらせてもらえるというか。。。 町の中だと、人工的な音でしょ?
自然の場合、そういう音と違って気にならない。鳥の声とか、猿の声とか、風の音とか。ただ、手を動かしていればいいという感じで。
ほとんど一人で仕事しているから静かでいいし。
(*河合さんは田舎の自然の多いところで暮らしています。)
平田さん
自然を撮るにあたっては、新しい発見。
曲がりやくねりとか、こんなラインをしてたのかとか。
自然のものが一番きれいだと思っているのでそれをカメラのファインダーでとらえられていいなと。自然からいつも感動をもらってる。

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

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Q. 色々な分野で進歩している現代において、日本の文化を意識されていますか?
A. 
平田さん
日本は縦のラインがきれい。縦のフレーミングの多い文化なので、それを意識する事はある。
河合さん
日本文化はあまり意識していない。でも、現代風なんだけれども、古風的なものが残っているような、両面をもったものをつくりたいです。
平田さん
デジタルで終わるのではなくて、手作業を無くしたくない。頭で考えるのではなくて、からだで感じれるように。

ギャラリージクウ22 河合正光 平田尚加「白磁の器×写真画」二人展

Q. 夢を教えてください。
A. 
平田さん
最近、考えたことがなくて。。。
身近な夢と言えば温泉旅行一泊二日。
河合さん
このままこの仕事を続けられたらなと。
平田さん
でも、若い時に思っていたこんな生活になったらいいなという風にはなってる。
もうちょっと、作品づくりに没頭できる時間があって世界中でいろいろなものを撮りたい。

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Q.
 ジクウ22をどう思われますか?
河合さん
本物が揃ってる。いいものが置いてある。
平田さん
モノづくりの人に素直に”いい”って言う感覚を出して呼んでくれているので自分の励みにもなる。
これからどうなっていくかが楽しみ。

河合さん、平田さん、
どうもありがとうございました。

2009年10月07日

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