作家と歴史 introduction
株式会社Jiku Art Creationの作家と歴史
Jiku Art Creationでは、デザイン性の高いステンドグラス・ガラスアートの受注・制作を行っております。 ガラスアーティスト 三浦啓子先生から継承した独自技法「ロクレール」を大きな特徴としています。ロクレールとは、三浦先生が開発・確立した「ロック(岩)」と「クリア(輝いた)」を組み合わせた造語で、「輝く光の岩」を意味しています。三浦先生より受け継いだ確かな技術と実績と経験をもとに公共施設、医療施設、神社仏閣、教会、民間施設から個人住宅まで様々な実績がございます。
Jiku Art Creationは、三浦啓子作品の著作権ならびに商標権の専用使用権取得、管理を行っています。
作家・経歴
作家プロフィール
-
三浦啓子 Keiko Miura
- ダルグラスとエポキシ樹脂による新しい手法「ロクレール」 の開発者。
- 六本木ヒルズ森タワーや、東京国立博物館など国内外に建築物を彩る作品を多数手がける。
経歴
- 1958年:同志社女子大学卒業。
- 1968年:渡米、ハーバードアートスクールにてLyn.C.Hovey氏にステンドグラスを師事。
- 1972年:「ロクレール」を確立。ダルグラスとエポキシー樹脂による独自の光表現を開発。
- 1978年:第8回世界クラフト会議で発表。1992年関西芸術大賞 受賞。
- 1997年:アメリカステンドグラス協会、SGAA講演。
- 2000年:クレアモント、カリフォルニアにて講演。
- 2003年:六本木ヒルズ完成 記念シンポジウムにて講演。
- 2004年:アメリカ シアトル・ポモナにて展覧会開催。
- 2006年:兵庫県立美術館原田の森ギャラリーにて展覧会開催。
- 2008年:兵庫県文化功労 受賞。神戸市文化賞 受賞。和歌山県文化賞 受賞。和歌山市文化賞 受賞。
現在までに世界および日本各地で作品を発表。日本ステンドグラス協会会長。
制作技法 ロクレール
ロクレールとは
ロクレールとは、「ロック(岩)」と「クリア(輝いた)」を組み合わせた造語で、「輝く光の岩」を意味し、技術全般を表す言葉です。
2.5cmの厚みのあるダルグラスをハンマーで彫刻のように大胆にカットし、エポキシ樹脂で接合させた独自の技法で、ガラスの輝きとエポキシ樹脂の黒が、光と影をダイナミックに表現しています。ガラスは手作りであるため、1枚1枚それぞれに表情があり、ハンマーでカットすることにより、あたたかみとシャープさがあいまった光を生み出しています。
ガラスとエポキシ樹脂の接着について研究を重ね、ガラスと樹脂を分子接合させることによって、熱変化、紫外線、水などに対して、優れた接合性能を実現しました。
2.5cmの厚みのあるダルグラスをハンマーで彫刻のように大胆にカットし、エポキシ樹脂で接合させた独自の技法で、ガラスの輝きとエポキシ樹脂の黒が、光と影をダイナミックに表現しています。ガラスは手作りであるため、1枚1枚それぞれに表情があり、ハンマーでカットすることにより、あたたかみとシャープさがあいまった光を生み出しています。
ガラスとエポキシ樹脂の接着について研究を重ね、ガラスと樹脂を分子接合させることによって、熱変化、紫外線、水などに対して、優れた接合性能を実現しました。
- 1.デザインの原画
- 制作する作品のデザイン画を描きます。
- 2.下絵の制作
- 原画をもとに原寸大の下絵を描きます。
- 3.ガラスカット
- 素朴でシャープな力強い光を表現するために、厚さ約2.5cmのガラスをハンマーで彫刻のようにカット。この時、ロクレールの特徴の一つ、光の乱反射が美しいシェルカット (貝殻の形) が生まれます。
- 4.位置取り
- 絵をもとに、カットしたガラスを配置します。
- 5.砂埋め
- 構図が決まれば、砂を隙間に入れて固定のための準備をします。
- 6.樹脂による接合
- 特別に調合された樹脂を埋め込み、ガラスを接合。
- 7.作品の研磨
- 樹脂の硬化後、全体に研磨作業を施します。カットしたガラスを一つひとつ丁寧に手作業で磨きあげます。この仕上げによりガラスは本来の力強さを取り戻し、よりいっそう輝きを増します。
- 8.施工
- 施工業者の手により、作品を設置します。
- 9.完成
1.デザインの原画
4.位置取り
7.作品の研磨
2.下絵の制作
5.砂埋め
8.施工
3.ガラスカット
6.樹脂による接合
9.完成
著作権ならびに商標権について
Jiku Art Creationは、三浦啓子作品の著作権ならびに商標権の専用使用権取得、管理を行っています。